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家庭内「隔離」の話

例年通りこの時期にくると繁忙期真っただ中、平日は隙間なく依頼でシフトが埋まってきています。
稼働状況によっては、業者さんからの依頼を断らなければならない日があるほど。
全体的な仕事量が、年々多くなっているようには感じないのですが、昔なら警備員を頼まずに行っていた、簡単な現場でも依頼がきたり、少し余裕を持たせた人数で依頼を頂いたりと、業者さんからはいろいろ配慮して頂けるように感じています。
非常に有難いことですが、警備員の絶対数が減ってきていることもあり、稼働がピークに達するのが10年前は9月の中旬頃だったのが、最近ではお盆を待たずしてパンクしているように思えます。(当社は)
警備員の人数が間に合っていないということは、待遇がまだまだよくなっていく可能性があり、喜ばしいことですが、パンクしているからと依頼を断らなければならないのはやはり嫌なものです。

 

さて、仕事の近況報告はこれくらいにして、皆さんはこの夏どのように過ごされましたでしょうか?
私はと言うとコロナウイルスに振り回された夏だったように思います。
振り回されたとはいっても、一昨年の年末のように家族の中で感染者が出たというわけではありません。
私が1回、家内が1回、感染者と接触したため、感染するリスクを考え家庭内で別々の生活を行いました。
ただ納得できないことがあります。
自分が感染者と接触したため隔離されるのは当然と納得したのですが、家内の時は子供たちが家内からなら感染してもしょうがない、家内と共に生活したいと言ったため、なぜか私だけが隔離されるという状況になり、家族内で孤立したような寂しい気持ちになりました。
私が感染を受け入れられなかったとは言えあんまりだと思いませんか?
おそらく世の父親なんてどこもこんな扱いなのでしょうね。(仕事を休むわけにはいきませんし・・・)

 

感染力が高い変異体として、今年の6月頃から始まった第13波もようやく落ち着いてきました。
一時は、上越市内でも高校が学校閉鎖に追い込まれたり、知人が感染したりと、今までで最も身近にコロナを感じた期間となりました。
コロナが5類に移行したことに伴い、データの算出方法が変わったため、今回の感染力に高い変異種もデータ上では移行前に比べ発症者は少なくなっていますが、実際の被害はやはり大きかったように思えます。
最近、ワクチンが開発されたりはしましたが、またワクチンの利かないような変異をして、定期的に波がやってくるのでしょうね。
なるようにしかならないのでしょうか?

 

コロナだけでなく冬にはインフルエンザの季節も控えています。
今年は「昼の温度が極端に上がり寒暖差の異常な日」が多くなっていますので、体調管理には十分気を付けていきましょう。

一等賞とビリの差?

先日、長野県の北信地域のとある村に4日ほど「交通誘導警備」のため行く機会がありました。
ちなみに、「この村に知り合いがいる」と口走ってしまったがために自分が行くハメになったのですが(笑)
新潟県内ならともかく、長野県での交通誘導警備は初めてだったので多少の不安があったのですが、2日目あたりからあまりストレスを感じることなく誘導を行えているのが分かるようになり、ふと思いました。
それは「長野県のドライバーは、新潟県のドライバーよりもはるかにマナーが良い」という事です。(←個人の感想です)
例えば新潟県内での片側交互通行の際、いつもなら停止を求めたドライバーに睨まれたり、隙をみせようものなら突破を狙われたり、悪態をつかれる(口の動きで分かるのですよ)など日常茶飯事なのです。
しかし長野では、こちらが会釈をすれば会釈を返してくれたり、手をサッとあげてくれたり、なんなら助手席の方も同じように返したりしてくれたりと、総じて協力的で穏やかな印象を受けました。

 

この交通誘導警備員を敵視する新潟県(←あくまでも個人の感想です)と、協力的な長野県の差は何なんだろうと考えるわけですが、一つ思い当たることがありました。
ご存じの方も多いと思いますが、
【日本自動車連盟(JAF)「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査(2023年調査結果)】
によると、横断歩道手前で一時停止するドライバーは、長野県が84.4%で8年連続日本一ですが、対して我が新潟県はというと、23.2%で、ダントツの最下位です。
つまり横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても、新潟県のドライバーは止まらないという不名誉なレッテルを貼られてしまったわけですね。

 

これは私の実体験ですが、横断歩道を渡ろうと待っていても、
 ・こちらをジーっと見ながら止まらない
 ・「譲ってくれてありがとう」という感じで会釈はするが止まらない
 ・対向車が横断歩道手前で止まっているのに止まらない
 ・そもそも全く見ていないから止まらない
というドライバーが非常に多いのが実情で、新潟県はドライバーのマナーが悪いなぁと感じることが多々あります。(←しつこいようですが、あくまでも個人の感想です)

 

この「ドライバーの意識の差」が普段の運転にも表れているため、長野県での交通誘導はやりやすいと感じたのでしょう。
ちなみに車線変更をする際に、「新潟県は無理やり入ってくる」、対して「長野県はスーッと入ってくる」と表現した人もいましたね。
同じドライバーとしては、良い点は見習いたいものだと感じた、長野県での交通誘導警備業務でした。

 

いろいろご意見のある方もいらっしゃると思いますが、是非当社で一緒に働きながら・・・
当社は「社員大募集中です!」

難読言語

少し前の話になりますが、下の子の受験も無事に終わったこともあり、家族でリバーサイド千秋に行ってきました。
家内と上の子は初売りに行けなかったストレスを払拭するかのように存分に買い物を楽しんでいました。
また、普段遠出するときはあまりついて来ない下の子も、趣味で集めている靴を買ってもらえるとのことで、その日に限っては同行するとのこと。
荷物係の私からすれば、いつも以上の肉体労働になりそうに感じながら一緒に回っていました。

 

その日はバーゲンということで、ショッピングモール内はお客さんがそこそこ多く、商品を見ていても、時々は家族のほうに目を向けなければ見失ってしまうくらいの混み具合でした。
そんな店内で、はっきりと聞こえたわけではないのですが、少し遠くのほうから、新潟では絶対に耳にすることのないと思っていた、そして、とても懐かしさを感じるワードが耳に飛び込んできました。

 

「今、買い物しちょるけん、少し待っちょって。」

 

かなり癖の強い言葉で、ほとんどの方は聞いたことのないセリフだと思いますが、これは私の地元で使われている言葉、いわゆる方言です。
買い物をしているという状況から推測はしやすいと思いますが、念のため分かり易く書き直すと、

 

「今、買い物をしているので、少し待っていて」

 

となります。
自分の地元はへき地で、近隣の影響を受けた方言もあれば、独自の方言もあると聞きます。
そこで今回は、私の地方に伝わる方言をご紹介していきたいと思います。
皆さんはどれくらい分かるでしょうか?

 

文章1
「昨日、家の前で、がいなまくれ方したじゃねっか。」

 

会話のなかの一文となります。
ここで問題となるのは後半の部分。
どこで区切れているかすら分からないと思いますので、単語に分けて、難しい部分をピックアップしてみましょう。
@「がいな」、A「まくれ方」、辺りでしょうか。
家の前で何かがあったことは伝わると思いますが、一体何があったのでしょう。
何かがめくれたのでしょうか?

 

まず@の「がいな」とは「大きな」という意味で、「がいな魚がいた」は「大きな魚がいた」となります。
なお、「がいなこと魚がいた」というふうに、「がいな」の後に「こと」が付くと、「たくさんの」や「多くの」という意味に変わります。
この変化は近隣地域には見られない特徴となっています。
次にAの「まくれ方」、「まくれる」という動詞は「転ぶ」にあたります。
なのでこの文章は、

 

「昨日、家の前で、大きな(派手な)転び方してたじゃないか」となります。

 

 

文章2
「どげしちょった?」

 

大体の会話では何を言っているのか分からなくても、前後の会話の流れなどから意味を推測することは可能です。
しかし、このセリフは挨拶の次にくるため、流れからの推測が難しいことにあります。
また疑問分であるため何かしらの返答をしなければなりません。
聞き返すなどして時間を稼いだとしても、読み解くのは難しいでしょう。
会話の冒頭でつまずいてしまっては、この後の会話は決して盛り上がりをみせることはないでしょう。
この文章は訳すと

 

「どう(何)してた?」

 

となります。
「そげなこと」=「そんなこと」と考えればイメージしやすいかと思います。
なので、返答の例としては「寝ちょった」や「遊んぢょった」などと返すのがいいでしょう。

 

他のもたくさん方言を紹介したいのですが、そろそろ方言と標準語の区別がつかなくなってきましたので、この続きはまた機会があれば話すこととして、うちの会社には比較的、上越市以外が出身である社員がいます。
また、県外出身者も前の会社に比べれば多く在籍しています。
だからと言って、社内でそれぞれの出身地の方言が飛び交っているということはないのですが、自分の知らない地域の話や帰省した時の土産話を聞くのは面白いですよね。
最近は、上越市も「市長の迷言」を筆頭に、「ハサミで女性を脅してみたり」、「全裸でホームセンター走ってみたり」、「小学生の子供の手をつかんだり」、「先の丸いハサミで人を殺そうとしてみたり」、ロクなニュースがありません。
(むしろ事件などが例年より多い!!)

 

地元の話をしていたら、地元が懐かしく全然話し足りない気分になってきました・・・
もっと私の地元の話を聞いて下さる方、もしくは、「自分の地元はこんなだった」などの話をしたくなった方は電話を取って、今すぐ当社まで入社希望のご連絡をお願いします。
テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」が好きで、いろいろな地域の知識がある方も大歓迎です。

リゾート列車で結婚式

当社では交通誘導警備業務の他に、列車見張業務も行っています。
この「担当者のひとりごと」でも何回か触れているように、列車見張業務に携わっていると色々な列車に遭遇することがあります。

 

先日列車見張業務で、ある踏切脇で立哨していた時のこと、リゾート列車の「雪月花」が走ってきました。
この「雪月花」ですが、地元【えちごトキめき鉄道】のリゾート列車として臨時運行されています。
赤い車体に大きな窓、開放的デザインで人気があります。
また、列車内で本格的な豪華料理、お酒も地元「岩野原ワイン」などが楽しめるということで、リピート客が多いことで知られています。
リゾート列車なので主に週末に多く運行されているのですが、平日も時々走っています。

 

この時は平日でしたが、その「雪月花」が横を通過した際、白いドレスのようなものを着た女の子が乗っていたように見えました。
他にもスーツを着た方も何人か見えたような気がして、「平日なのにドレスアップして乗っているなぁ、まあ雪月花だしなぁ」とその時は全く気にしませんでした。
そして翌日、帰宅してテレビのニュースを見ていると「リゾート列車で結婚式」なるものが紹介され、よく見ると前日まさに私の横を通過した際には列車内結婚式が行われていたのが判明したのです。
私が見た着飾った女性、スーツの男性は、招待客だったわけです。

 

報道によると、2016年の運行開始以来、貸し切りの列車内で人前挙式と披露宴が開かれるのはこの時が初めてとのこと。
結婚式を挙げたお二人はこれまで6回も乗車するほどの大ファンだそうで、夫妻の要望に応え、トキ鉄と平安セレモニー(上越市)の結婚式場「ザ・グランスイート」の共同企画として実施されたそうです。
鉄道ファンの方からすると、憧れの列車を貸し切ってというのは、まさに夢なのでしょう。
関係者によると、今後もパッケージ化していきたいと話しておられます。

 

地方鉄道はどこも厳しい経営を強いられており生き残るために色々と模索しておられますが、東京駅では大きなモニターで雪月花のPR動画が流れているそうです。
地元より都会の方で人気があるらしく、地元の人ほど知らないというか気にしてないということのようです・・・

 

ちなみに勤務中に走行して来る列車の撮影はしてはいけませんが(笑)、このような特別列車を間近で見れる(?)のも、列車見張の特権かもしれませんね。

 

列車見張員に興味の湧いた方、今すぐご連絡をお待ちしております。

山の恵み

私は新潟に越してきて15年くらいになるのですが、こちらに住み始めてから山菜をよく食べるようになりました。
というのも、親戚が糸魚川の山の方にあり、山の土地を持っているので、この季節になると、家族で山菜を採りに行くからです。
地元では子供の頃、親と山菜を採り行ったことはありますが、採ったことのある山菜と言えば「わらび」と「タラの芽」くらいで、新潟ではメジャーな山菜に入るであろう「こごみ」すら移り住んできてから初めて知りました。
生息域が違うため地元にはないからなのか、それとも、私の地元では食べる習慣がないからなのかは分かりませんが、採るにしても食べるにしてもいろいろな種類があるので、私は毎年行っているこの山菜採りをとても楽しみにしています。
そこで今回は山菜取りの魅力について語らせて頂きたいと思います。

 

 まず新潟は山菜の種類が豊富であること。
先に話したように、地元にいる頃、採ったことのある「わらび」「タラの芽」に加え、「フキノトウ」「ゼンマイ」くらいは知っていましたが、新潟ではざっと考えただけで、10種類くらいの山菜を思い浮かべることができます。
1種類あたりの採る量を抑え、その分いろいろな種類の山菜を採ることで、多種の料理に生まれ変わり、飽きることなく美味しく食べることができます。

 

 採った山菜が美味しいこと
大人になって味覚が変わり、子供の頃に苦手だったものが食べれるようになったということもあるかもしれませんが、やはり苦労して手に入れたものは付加価値が付くようで、お店で買ったものと比べて、美味しく感じられるように思えます。

 

 山を歩くのが楽しいこと。
子供の頃、学校帰りや休みの日に友達と山で秘密の基地を作ったり、いつもより山奥の方まで探検をしに行ったりしたと思います。
大人になってからは久しく感じることがなかった、何かが起こりそうな、そんなワクワクしていた気持ちを思い出すことができます。

 

 その他、運動不足の解消や、自然の中で心身をリフレッシュさせるなど多くの魅力があると思っています。
私はこれだけ山菜採りに魅力を感じているのですが、一人で採りに行こうと思ったことはありません。
なぜなら見分けがつかない山菜が多いからです。
「ウド」は似たような植物があって間違えやすいし、「ぎんぼき」「行者ニンニク」「こしあぶら」などに至っては、そこらへんに生えている草木と区別がつきません。
今は親と一緒に行っているので教えてもらいながら採っていますが、両親がついて来れなくなった時のことを考えると、不安に思っています。
何年も取っていれば覚えるようになるのだろうか?それとも、山菜が好きなわけではなく、ただ山を歩くのが好きなだけなのだろうか?

 

今年もここまで来たら、もう採れるものは「アスパラ菜」「よしな」くらいでしょうか。
今、上の子は高校3年生なので、進路によっては来年からはみんなで採りに行くことができないかもしれません。
もう数回かぁ
今年もみんなで採りに行きながら、もう少し山菜に向かい合ってみようと思います。
誰か簡単な見分け方を教えてくれ〜!!

戻ってきた観光客

新型コロナウイルス感染症が、第5類に移行されて約1年になります。
地元で開催されている【高田城址公園観桜会】も、先日無事終了いたしました。
今年は県外からの観光客や露天商のお店が増え、コロナ以前の風景が徐々に戻ってきているように感じますが、個人的には日光猿軍団の猿回しが戻ってきていないのが非常に寂しいところです(笑)。
今年の観桜会は天候にも恵まれ、2月に暖かくなった際は「すぐに咲いてしまうのでは?」と危惧しましたが、ふたを開けてみれば遅いくらいの開花となり、大勢の観光客が訪れて、地元の商店街にも人が訪れて賑わっているのが分かりました。
私は休日にはその商店街を歩くのですが、行きかう人々の言葉を聞いていると、外国の方が多いなと実感します。(特に中国、台湾、韓国あたりのアジア系の方々が多いと思われます。)

 

観光客といえば、この冬も地元のスキー場を訪れる外国の方が多数いましたが、当社は冬期間は高速道路IC入口での冬タイヤ確認作業を行っており、必然的に外国のドライバーの方との対応も増えることになります。
ある隊員は「外国のナンバープレートの車が来た!」と思ったら、そこには「U.S. Government」(合衆国政府!)と記載されていたと興奮して語っておりましたが、在日米軍の横須賀基地の車輌だったようです(笑)。
このような車には、ほとんどは日本人が同乗していたり、外国の方でも日本語が話せたりするのですが、稀に日本語が全く分からない方がおり、そんな時我々警備員はパニックに陥ります(笑)。
私も英語なら「where are you go?」とか片言は言えますが、それ以外は全く分からないので「ここは日本なんだから、日本語で話せ!」とばかりに開き直って結局は日本語で押し通すことになってしまい、語学力のなさを痛感することになります。
そんなこんなで、翻訳アプリ等で外国の方への対応も考えなければならないなと思う今日この頃です。

 

さて当社では繁忙期を目の前にして、経験を問わず警備員を大募集しております。
特に外国語が堪能な方、きっとその語学力を生かせる時が来ると思うので(笑)、応募や問い合わせ等をお待ちしております。

会社によって大きく異なる補償のおはなし

今期もいよいよ冬が終わろうとしています。
この冬は本当に小雪でした。
「わーよかった!」と言えないのがこの仕事の嫌なところ。
1月、2月も仕事量は少なかったのですが、なんとか乗り切ることができました。(いろいろあった月でしたが・・・)
しかし、このあとの3月以降の仕事の予定が今のところさらに少なくなりそうで恐ろしいです。
例年であれば、
雪戻し=除雪作業により田んぼなど農地や側道等に押し固められた雪を、削ったり広げたりして農業の開始時期に間に合うように雪を消す作業や
雪庇落とし=雪解けなどにより道路にかかりそうな場所にある、せり出して落ちそうになっている部分の雪をあらかじめ落とす作業
など、雪に関する何かしらの作業があります。
そういった雪に関係する作業で、4月の半ば頃までは警備員を使ってもらうことができます。(できる地方でした)
しかし・・・繰り返しになりますが、今年はかつてないほどの小雪。
またここ最近の、日中気温高温化により「妙高地区」などの高地の雪すらも解け始めてきています。
そのため3月、4月の雪に関係する仕事がほとんど見込めない分、仕事が少なくなっています。
やっと徐々に仕事の依頼が入ってきて、極端な減少になることはなさそうなのですが、ここでは仕事が本当にまったくなかったことを仮定して【休業手当】の話をしていきたいと思います。

 

【休業手当】とは「雇い入れ時の契約」により、雇い主である企業側の責任で従業員を休ませた場合に支給しなければならない手当のことをいいます。
おそらく学校を卒業して、一般の企業(どこまで一般というかわかりませんが)に正社員として雇用された場合、「今日は仕事がないからお休みね〜」なんてことは無いと思います。
ところが、警備会社は違いました・・・何年も前の話ですが。
警備会社のような人を使っていただく職種は、従業員数と同じだけ依頼人数があれば、その日は従業員全員が出勤することができるのですが、毎日従業員数と同じだけの仕事が取れるわけではありません。
何日間かに渡る仕事を頂いていても、道路状況やその日の作業の状況によって依頼される人数が変動することはよくあります。
それ以外でも地域柄、冬になると雪に備えて道路を掘るなどの工事は少なくなるため、季節的に仕事量が劇的に落ち込むこともあります。
仮に仕事が全く入らないということになれば、収入も「ゼロ」
従業員には働く意思や能力があるにもかかわらず、このような理由などで休みが多くなり、決められた労働日数を下回った月に【休業手当】は支給されます。
もっと雪の多い地方になると、スキー場と提携したり、出稼ぎなんてのも聞きます。

 

しかし多くの警備会社では、日給月給で「仕事のない日は支給しませんよ〜」というように、日数を補償する契約を行っていないのがほとんどです。またはでした。(個人の見解です・・・)
変わりつつあるこの業界ですが、「警備の仕事をしよう」という人は、必ず確認してください。

 

最近では繁忙期であっても、公共工事は基本的に週休二日制をとっており、土日は休むような流れになっています。
これに正月やゴールデンウイーク、お盆にシルバーウイークなど、連休が絡む月には少し出勤日数が下回ったりします。
また、一番大きかったもので言えば、コロナウイルスが世界的に猛威を振るっていた時期は、職種を問わず、多くの方が【休業手当】の支給の対象になったのではないでしょうか。

 

年度の切り替わりの時期ですが、こんなにも雪が少ない状態だからか、県や市のほうでも新しい仕事の情報が、前倒し?で徐々に出始めています。
実際には仕事がなくて困るというような事態には至らないと思います。
それはそれとしても、やはり仕事をするのであれば、各種手当【休業手当】や退職金などの福利厚生の手厚い会社で働くのが絶対におすすめと思います。

 

当社は上記を網羅、転職をお考えの方、ぜひ当社までご一報を(笑)

 

 

勝負の年

個人的な話になりますが、今年、来年と勝負の年になります。
勝負の年といっても、私や会社が勝負するわけではなく、勝負するのはうちの「娘たち」になります。
現在、下の子が中学3年生ですので今年は高校受験の年、来年は上の子が大学受験の年と2年連続で受験が続きます。
そして、いよいよ受験が目前に迫ってきているこの時期、自宅ではかなりピリピリした空気になっています。
できるだけ勉強の邪魔にならないように静かにするのはもちろん、まだまだコロナやインフルエンザ等の感染症が流行っていますので、あまり人の多いところには行かないようにすることを心掛けています。
毎年の恒例行事として楽しみにしている、元日の初売りも2年間は中止にするなど、受験生に配慮した生活を送っています。

 

ただ、自分が受験生だった頃を思い返してみたとき、あまり気を遣われたようなこともなければ、そもそも受験のために勉強を頑張った記憶すらありません。
家内に聞いても全く覚えてないとのこと。
定期テストに備えて勉強した記憶はあるので、時間の経過によって忘れてしまったというわけではなさそうです。
また、「落ちるや滑るという言葉は縁起が悪い」というようなことはドラマや漫画の中だけで、実際には使ってもと思っているので、やはり自分は受験勉強などしなかったのだろうと思います。
去年は出生率が過去最低の「1.26」を記録するなど、かつてないほど子供の数が減ってきています。
学校の統合やクラス数の削減などがあるとは言え、単純に子供の絶対数が少なくなってきているので進学しやすそうなイメージがあるのですが・・・?
普段の授業だけでなく、受験のためにもさらに勉強しなくてはならないのは少し可哀そうには思っています。
勉強嫌いで、普段は勉強している姿をほとんど見ることのなかった下の子も受験に向けて頑張っています。
なんとかその頑張りが報われ、結果に繋がってほしいものです。

 

でもやっぱり昔って、みんなそんなに受験勉強しなかったですよね。
それとも勉強しなかったのは私だけなのでしょうか?

 

話は変わりますが、今年の冬はまとまった雪が何回か降ったくらいで、例年に比べると非常に少なかったと感じます。
まだ2月の頭ではありますが、この先、雪が降るイメージが全くわかないくらい日中は暖かくなってきています。
ここまで来ると、もう今年はこのまま雪も降りつもることなく、春に向かって暖かくなっていくんだろうなぁと・・・
そうなってくると、寒さの次には寒さ以上に「辛い季節」が訪れます。
これは、警備員に限ったことではありません。
また、影響を受けない人もいますが、影響を受ける人にはかなりつらい症状をもたらすスギ花粉等による【【花粉症】】です。
スギ花粉の飛散量は昨年夏の気象条件に影響するらしく、今年の飛散量はというと、例年並みかやや多いという発表が出ています。
私は花粉症の気はありませんが、相方が花粉症持ちだと、目はかゆく真っ赤に充血し、鼻水が滝のように流れ出るなどの症状を見ると、常々辛そうに感じます。
ただ、花粉症はこれまで症状がなかった人でも、ある時を境に突然発症すると言われています。
とはいえ、ならないように予防するにしても、いったい何をどのように気を付けたらいいか分からないので、とりあえず花粉症にならないように祈っていて、なったらなった時に考えるようにしようと思っています。
(これって絶対、花粉症になってから後悔するパターンな気がしますが)

 

何はともあれ、働きやすい季節になることは非常に有難いことです。
外もこれから暖かくもなってきますし、仕事で悩んでいる方、どんな仕事が自分に合っているか分からない方、試しに一緒に働いてみませんか?
また、これらの「つぶやき」を書いている人と絡んでみたいと思った方も大歓迎。
より楽しい職場にしていければ、今迷っているあなたと一緒に働けたらうれしいです。

地震発生の現場より

能登半島地震の被害者の方、復旧のため尽力されている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

この地震により新潟県上越市でも、「上越市茶屋ヶ原」という海岸沿いを走る国道で土砂崩れが発生し、約4週間に渡って通行止めとなりました。
(なお、新潟市なども住宅地で液状化現象等、かなりの被害がでたようです)
この通行止めに伴い、当社は1月3日より夜間(20時〜翌朝8時まで)土砂崩れ現場手前で一般車両には「通行止め」を知らせ、工事車両のみを通す交通誘導に当たったのですが、悩まされることがいくつかありました。
そのうちの一つは、国道8号線の災害現場10q以上手前から「この先、名立谷浜〜能生間通行止め」等を表示した電光掲示板や看板があるにも関わらず大型車両(トラックやトレーラー)がやって来ることでした。
「名立谷浜ICまでは行けると思った」 「どこまで行けるの?」と言われるドライバーさんは何人かおられましたが、意外と多かったのが
「電光掲示板や看板なんか見てない」
「そんなもん(電光掲示板や看板)は無かった」
「通行止めなんか知らん」
「何だそれ?」
などなど・・・(汗)
究極は、
「昨日通ったんだから通せ」 ・・・どうやって通ったんでしょう?
当然のことながら、前日は土砂がいっぱいのはず・・・
そのほかにも、失礼ながら「プロドライバー」と思えないことをおっしゃる方もおられました。

 

私個人では商売柄、常日頃からそのような掲示板や看板等は注意して見ています。
全てのドライバーさんにお願いしたいのは、せめて災害発生時は、災害発生時だけでも、こういった情報に関して意識して通行して頂けたらという事です。
場合によっては復旧の妨げになる可能性もありますので、切にお願いしたいと思います。

 

そのほかにも、海岸横ですので物凄い「暴風雨」
1月ですので「氷点下」
なかなか「シビレル」現場でしたが、無事に終わり「ホッ」としております。
隊員の皆も工事に当たられた皆様も、お疲れ様でした。

 

なお、余談ですが、夜間暗い海岸沿いの通行止めの現場に立っていると、緊急地震速報が発報しないかとかなりビビッておりました。
ちなみにまだ余震で大きな揺れが来る可能性があるので、自宅で夜間は普段着で寝ているのですが、靴下を履いて寝ると夜間足が冷えて目が覚めるというのがなくなりました。
意外な発見でした(笑)

雪とわたし

本年2024年は、新年の幕開け早々、とんでもない始まりになってしまいました。
震源地に近かった方、家屋を損傷した方、家族を亡くされた方、その他地震の被害にあわれた方へ心よりお見舞い申し上げます。

 

上越市も多少の被害を受けましたが、石川や新潟市に比べれば「国道8号線が土砂崩れで通行止め」になったり、「浜茶屋(はまじゃや)【=海の家】の津波被害」、「停電」といったところで「揺れ」はかなりありましたが、平常を取り戻しております。
(8号線の通行止めも、1月27日土曜日10時に復旧開通しております。)

 

さて、今冬は例年に比べ雪が少ないという予報が出ているとのこと。
私としてはとても残念に思っていました。
一般的にいえば、雪が少ないことは生活するうえでは喜ばしいことなのですが、警備業という職種上、排雪作業の誘導など雪が降らなければ依頼が来ないような仕事もあります。
仕事の面を考えると例年通り、適度に雪が降ることが理想的である難しい業種でもあります。
残念と思ったのは、この様な仕事上の理由もあるのですが、それとは別に、私は雪がかなり好きなのです。
それは、私があまり雪の多い地域に住んだことがなかったからかもしれませんが、新潟に越してきて15年経った今でも、雪が降るとワクワクしてしまいます。

 

この地域では、毎年多くの雪が降り、時には雪害ともいわれることもしばしば。
この新潟に生まれ、子供の頃から多くの雪を経験してきていれば、当然、雪を厄介に思うのは分からなくはありません。
しかし、その中にも私のように雪が好きだという方は少なからず「存在する」のではと考えています。
雪が嫌いな方(たしかに除雪はツライ)が多くいるこの地域では、「雪が大好きだ!!」ということはあまり口に出しづらく、本当は好きなのに周りに合わせて雪嫌いを演じ続けている人もいるのでは?
(公言している人もいるかもしれませんが・・・)

 

このアールズセキュリティには、私以外にも、見ていて雪が好きであろう従業員が何人かいます。
周りに合わせることで自分を偽り、今まで本当の気持ちに蓋をしてきた方、雪が好きだと公言できる私と一緒に働きませんか?

 

そのほかにも、足跡のついてない新雪の場所をつい歩きたくなったり、雪を見ると、とりあえず雪玉を握りたくなる方などもお待ちしています。
なお、雪が嫌いなかたであっても、もしかすると、雪好きと一緒にいることで仕事が楽しく感じられるようになれるかも。

 

ちなみに、高田の住民は雪があると消したくなりスコップでかまわずにはいられないそうです(笑)

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