警備のことならアールズセキュリティ

前略 担当者より

ビリからの脱出

少し前の話になりますが、長野県某市の観光地に行く機会がありました。
目的地は駐車場から歩いて横断歩道(信号機はありません)を渡るとすぐ入り口があるのですが、私が横断歩道の手前に立った瞬間、左右両方向から来た車が横断歩道手前でピタッと止まり、どうぞ渡ってくださいの合図をされました。
少し前に書いたように、長野県の横断歩道手前での一時停止率は全国で第1位というのは広く知られていますが、それにしてもあまりにも見事な止まり方に「さすがに第1位の交通マナーは凄いな〜」と感嘆したものです。

 

そしてその数日後、我が新潟県某市での交通誘導の現場に出たわけですが、これがまた凄い光景に出くわしました。
なんと、横断歩道を渡っている歩行者に対してクラクションを鳴らすドライバーに遭遇!(ちなみに割と高級車で、見た目60代位の紳士のドライバーでした)
さらにその現場では、
・赤旗を振って停止を求めても止まらず突破する
・停止している間に「早く行かせろ」とばかりにエンジンを吹かす
・「ワシの畑に行くのじゃ!邪魔するな!」と威嚇される
・そもそも見ていない
 ・・・など、さすがに呆気に取られ、新潟県と長野県の交通マナーの違いを痛感したものです。

 

そんな中、先頃【信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている状況で、車が一時停止した割合を調べる日本自動車連盟(JAF)の2024年の調査結果】が発表されました。
それによると、前年の2023年は23.2%で全国最下位だった我が新潟県、今年は49.0%で29位に上昇したとのこと。
ちなみに第1位は長野県87.0%、以下は石川県80.9%、岐阜県75.2%・・・と続いています。

 

昨年はビリだった新潟県は啓発活動により一定の成果がみられたとしていますが、ビリから脱出したとはいえ、まだ半数以上が一時停止していないことになります。
(個人的には「49%も止まっているかなぁ?」と思いますが)
それでも最近は横断歩道手前で一時停止する車の割合が増えてきているかなという多少の実感はありますが、全国的に見ればまだまだ低いと言えます。

 

私は時々地元の商店街を歩くのでよく分かりますが、普段は自動車を利用している方、たまには徒歩で出かけてみられてはいかがでしょうか。
そこで初めて交通マナーについて気づくことも多いかと思われます。
 ※なお、文中の感想等はあくまでも個人のものですので、苦情等は一切受け付けておりません(笑)

 

↓これもお願いします↓

 

歩行者の近くを通り過ぎるときは減速を!!

 

(運転者の遵守事項)
第71条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
一 ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること。

 

もちろん罰則もあります。

 

お元気ですか?

皆さんは体調を崩さず、お元気でお過ごしでしょうか?
今年は残暑厳しく、1か月前はまだ暑かったのに・・・ここ最近、急に寒くなってきたように思います。
全国的にも例年に比べて、11月は暖かく、12月は寒くなるという予報が出ています。
徐々に寒くなってくれると体も慣れてゆくのですが、冬に向けて急激に気温が下がりそうで、寒さに対しての耐性がついてくれるのか心配になってしまいます。
また雪の予報もラニーニャ現象により、冬型の気圧配置が強まるようで、雪が多くなるとのこと。
希望としては、夏が冷夏で冬が暖冬なのが理想なのです。
夏が暑かった分冬は寒さが緩む、逆に夏が冷夏だった代わりに冬の寒さが厳しくなるのであれば、仕方がないとも思えなくもありません。
が、今年の夏は35度を超える猛暑日もあり、例年以上に暑い夏だったのに、冬は寒く、雪も多くなるなんて納得できないと思いながらも、みんなが思っていることだろうし、少し愚痴をこぼさせてもらいました。
基本的に外で仕事をする職種は雪さえ降らなければ、季節に左右されることがなく安定するのですが、雪国に住んでいる以上諦めるしかないのでしょうか。

 

さて、上越市では先月、えちご・くびき野100kmマラソンが開催されました。
この大会は2年に一度開催されており、第1回が平成8年と歴史のある大会となっています。
参加者はコロナウイルスが流行する前から比べれば、若干減ってはいるものの、今でも二千人近いランナーが県内外から参加して大会を盛り上げてくれます。
そしてこのマラソンの最大の特徴は、名前からも分かる通り100kmを走る「ウルトラマラソン」と称されるマラソン大会であるところです。
フルマラソンですらテレビの中だけの世界だと思っているのに、その約2.5倍、正月に行われている箱根駅伝の片道分くらいの距離だと言われても想像すら出来ません。
このような全国で数えるくらいしか行われていない、地獄のような大会なのですが、私もなんと参加してみました。

 

とは言っても警備員としてですが…
「いや、走るなんて、ぜぇーーーったいムリ!!」
普段体を動かしている方であっても完走するのは容易ではないだろうに、私なんかが走ったら、〇んでしまうのではないかと思っています。
私の弟はほぼ毎年、地元の100kmマラソンを走っていて、10年くらい前にこの大会にも参加していましたが、そんな人でさえ、走り終わった後は、足の裏の皮はむけ、着衣との摩擦で肌が赤くなりヒリヒリするとのこと。
酷使した体は翌日によくなっているはずもなく、満身創痍の状態で大阪に帰っていったことがありました。

 

今回の業務はスタート地点にやってくる、選手を含めた関係車両を案内・誘導する業務。
やってくる選手たちを見てみると、みんな「できる人」のようなオーラが感じられました。
100kmに挑む人たちということで、多少自分の中で美化されているのかもしれないが、どのようなことでも、自分にはできないことができる人には尊敬してしまいますよね。

 

今回は上越で行われているウルトラマラソンについて書かせていただきました。
いつもなら「皆さんも参加してみてはいかがですか?」と締めるところですが、距離が距離だけに流石に参加はおすすめ出来ません。
興味のある方、自信のある方のみご参加をお待ちしています。
私も頑張って毎回参加し続けたいと思います。

 

 

あくまでも警備員としてですが…

トップへ戻る