今年の漢字は「熊」
気がつけばもう12月の下旬・・・今年も終わろうとしています。
振り返ってみると10月中旬くらいまで気温の高い日が何度もあったため、心地よい環境で仕事をした期間が極端に短かったように思います。
外で仕事をする私たちにとって、夏から冬にかけての暑くも寒くもないこの幸せな季節に秋を感じますが、あまりにも秋らしい期間が短かったため体感することができず、今年は別のことで秋を感じることとなりました。
それは過去に見ないくらいに被害があり、日本中を震撼させた『熊』によってでした。
今年の熊による被害件数は10月末の時点ですでに165件と、これまで最も多かった2023年度をすでに上回っているそうです。
また出現場所も住宅地や農地と人の生活圏の近くで目撃されるケースが増えていて、ニュースで取り上げられない日のないくらい連日報道されています。
私の住んでいる新潟県上越地区でも被害自体は少ないものの、今年度に入ってから100件近くの目撃情報があり、先月末には自宅から1kmに満たない場所での目撃情報が複数挙がっていました。
これほど熊の被害が増えている昨今ですが、幸いにも私はまだ熊に遭遇したことがありません。
警備の仕事は山間部に行くことも少なくなく、この仕事を始めた頃に先輩から「山のほうの現場に行ったとき熊を見かけたことがある。」という話を聞いたことがありました。
若かった頃の私は周囲を警戒するためではなく格闘家みたいに熊を倒そうと考え、いかにも出そうな林などにもよく目を向け、熊を積極的に探していたものです。(ワカゲノイタリデス)
ところが我に返った今も、20年近く探し続けていますが1度も見たことがありません。
警備員が山で一人、静かに立っているというケースはほとんどなく、必ず工事現場の近くにいて騒音も大きいことから熊が近寄ってこないのでしょうか。
それとも会いたい気持ちが強いほど会えないという法則的なものなのでしょうか。
とまあ私は熊に遭ったことがありませんので、今回は『蜂』と対峙した時の話をしようと思います。
先日のある暖かい秋の昼下がり、ある現場の巡回に行ったあと車に戻ってみると、付近を蜂が数匹飛びまわっていました。
どうやら停車した車の横にある「電源ボックス」内で巣を作っている模様。
刺激しないようにゆっくりと車に乗り込もうとした時、近くでのんびりと畑仕事をしているお母さんが目に入りました。
現在11月、おそらく巣が出来てから半年くらいは経過しているので気付いているだろうとは思いましたが、もし気が付いていなく蜂に刺されけがをするのは後味が悪い。
念のため「巣の存在」をお母さんに伝えてみると、なんと気が付いていなかったとのこと。
私が巣の状態を確認するためにアクリル板越しに中を覗いてみるとかなりの数の蜂が中でうごめいていました。
すると、何を思ったかお母さんは持っているホウキで巣がある電源ボックスを叩き始めます。
巣を叩かれた蜂は大騒ぎ、警戒態勢に入ったのか数匹の蜂が外にスクランブル発進、周囲を飛び始めました。
予想以上の数の蜂が出てき驚いたのか、お母さんは自宅に戻って行ってしまいました。
巣に刺激を与えたことにより、車の周囲には蜂が飛び回っていて乗り込むことが出来ず落ち着くまで近くで様子を伺っていようと考えていると、なんとお母さんは自宅から「ハチジェット」を手に再度こちらに向かってきました。
お母さん、やる気満々!!
先程のゆっくりと流れる時間のなかでのんびりと畑仕事をしていた人とは別人でした。
スプレーを盾に蜂の警戒範囲に近づくお母さん。
さすがに危ないと思い、私はお母さんの後ろでやめるように説得を試みました。
すると、なんと蜂が1匹こちらに向かって飛んできた。
何も持っていない私は仕方なく素手で叩き落します。
それを見て我に返ったお母さんはようやく危険を感じたのか説得応じて撤退しました。
その後、役所に相談という方向で話をまとめ、お互いの健闘を称えあうように言葉を交わしながらその場から離れ解散したというお話です。
その時の空気感がとてもよい雰囲気であったので私が叩き落としたものが実は『蜂』ではなく『カメムシ』であったことは伏せて…。
誰かが見ている
先日、上越市内の警備会社の方(名前は伏せますが、Nさんです)から、「ホームページのアレ(このつぶやきのこと)、誰が書いてるの?」と唐突に聞かれました。
「○○さんと私です」と答えると、「めっちゃ見てるよ!!」とのお答え・・・。
う〜む、これは更新の頻度を上げろというプレッシャーなのだろうか・・・?
Nさんが見ているということは、ほかの幹部の方も見ているのだろうかとビビッてたじろいでしまい、更新の遅さを反省しつつ翌日慌てて書いております(笑)
実は当社の隊員の中でも、入社前にこのつぶやきを見ていた方がおり、意外と見られているのだなぁと思うことがあります。
この「見られている」ということで今回のネタが浮かんだわけですが(笑)、私が当社の隊員によく言うのが以下の2点です。
@「警備員、見られているぞ!」
A「警備員は見られてナンボだよ!」
当社は交通誘導警備業務や列車見張業務を行っていますが、どちらも工事現場の先鋒として立つわけで、いわば第三者からは「工事現場で最初に目につく存在」と言えます。
この先鋒の態度ひとつで、周りから見た工事現場の印象が全く違うものになってしまうのです。
毅然とした態度で行っていれば良い印象を与えますが、ダラダラした態度で行っていれば「大丈夫か?この現場は?」という印象になってしまうわけです。
いわば見られることで飯を食っている仕事とも言えますが、最近では警備員の態度に関してクレームが寄せられるという事例もあり、見られているという意識を常に持って仕事に取り組んで欲しいというのは、繰り返し言い続けているところです。
合言葉は「意識を変えろ!」です。分かりましたか?○○隊員!(笑)
※なお文中の表現等についてはあくまでも個人のものであり、苦情等は一切受け付けておりません(笑)